お客さま本位の業務運営に関する取組方針

令和５年２月１日

お客さま本位の業務運営に関する取組方針

　福岡県信用農業協同組合連合会（以下「当会」という。）は、農業と地域に根ざした金融機関として、県下ＪＡとともに福岡県農業の振興と豊かな地域社会づくりに貢献することを経営理念に掲げています。

　当該理念に基づき、お客さまの安定的な資産形成に貢献するため、金融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、以下の取組方針を制定いたしました。

　今後、本方針に基づく取組みの状況を定期的に公表するとともに、よりお客さま本位の業務運営を実現するため、本方針を必要に応じて見直してまいります。

１．お客さまへの最適な商品提供

（１）お客さまに提供する金融商品は、特定の投資運用会社に偏ることなく、社会情勢や手数料の水準等も踏まえ、お客さまの多様なニーズにお応えできるものを選定いたします。

　なお、当会は、金融商品の組成に携わっておりません。

　【原則2本文および（注）、原則3（注）、原則6本文および（注2、3）】

（２）お客さまへの最適な金融商品の提供を行うため、以下の主な基準により商品の選定をしており、定期的に見直しを行っています。

　【原則2本文および（注）、原則6本文および（注2）】

　　　①　将来の備えに向けて、「長期投資」を前提とした投資信託であること

　　　②　過去の運用実績が相対的に良好であること

　　　③　過去の運用成績の再現性が認められること

　　　④　手数料が良心的な水準であること

　　　⑤　これから将来に向けて資産を築いていく資産形成層に向け、過度に分配金を捻出する投資信託ではないこと。

２．お客さま本位のご提案と情報提供

（１）「資産運用ガイダンス」および「ＪＡバンク資産運用スタイル診断シート」等を通じて、お客さまの金融知識および経験・財産・目的を十分に理解し、お客さまのニーズに合った商品をご提案いたします。
　【原則2本文および（注）、原則5本文および（注1～5）、原則6本文および（注1、2、4、5）】

（２）お客さまの投資判断に資するよう、商品のリスク特性・手数料等の重要な事項について分かりやすくご説明し、理解が得られるよう十分に情報提供いたします。
　【原則4、原則5本文および（注1～5）、原則6本文および（注1、2、4、5）】
（３）お客さまにご負担いただく手数料について、お客さまの投資判断に資するように、丁寧かつ分かりやすい説明に努めます。
　【原則4、原則5本文および（注1～5）、原則6本文および（注1、2、4、5）】

３．利益相反の適切な管理

　お客さまへの商品選定や情報提供にあたり、お客さまの利益を不当に害することがないように、「利益相反管理方針」等に基づき、利益相反のおそれのある取引の類型および特定方法、管理に関する事項などを定め、適切に管理いたします。
　【原則3本文および（注）】

４．お客さま本位の業務運営を実現するための人材の育成と態勢の構築
　研修による指導や資格取得の推進を通じて、高度な専門性を有し誠実かつ公正な業務を行うことができる人材を育成し、お客さま本位の業務運営を実現するための態勢を構築いたします。

　【原則2本文および（注）、原則6（注5）、原則7本文および（注）】

（※）上記の各項目に記載の原則および注番号は、金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」（２０２１年１月改訂）および当該注番号を示しています。